花粉症シーズンが本格化してきましたね。私個人は花粉症ではないのですが、辛そうな患者さんを続けて診察していると時々、自分も目が痒くなってきたような気がしてきます…。
ところで、先日このブログでも取り上げた、
子供の花粉症が増えています
というテーマについて、とても分かりやすく説明している記事があったのでご紹介致します。
著者は堀向健太先生という国立成育医療研究センターアレルギー科の先生です。
アトピー性皮膚炎を中心に一般向けの分かりやすい本も書かれている方です。
5歳から9歳の子どものスギ花粉症の有病率は、3割にも達しているんです。
10年前の2倍です。
記事では、花粉症と風邪などの感染症との違いについても分かりやすく図表で示されていました。
私も、「痒み」があると花粉症らしいな、と感じます。
小学校前のお子さんの場合、風邪をひく回数も多いので風邪と花粉症の見極めが難しいこともあります。個人的にはある程度、花粉症が疑われる場合は我慢せず1~2週間は花粉症の治療を試して反応を見て、効果があるのであれば継続するのもよいかと思います。
花粉の飛散量は4段階の一番上「非常に多い」に達していますね。
(tenki.jpの土浦市のスギ花粉飛散量:https://tenki.jp/pollen/3/11/4020/8203/)
春を楽しめるように皆さんをサポートしていきたいと思います!
花粉症はセルフケアも大切です
当院では、発熱などの患者さんは駐車場で診療させていただいています