百日咳の感染が徐々に拡大しています。
百日咳にかかるのは小学校低学年~中学生が多く「風邪にしては治りにくい激しい咳」といった症状です。
しかし0歳児がかかってしまうと激しい咳で息継ぎできず、呼吸が苦しくなり入院が必要になります。ときには呼吸困難をきたし集中治療を要したり、亡くなってしまうこともある重要な感染症です。
また0歳児に移してしまう感染源として「6歳以上の兄弟」が約4割であり最多となっています。
(出典:村上 楽.臨床と微生物50巻6号 Page685-690(2023.11))
このため小児科学会では就学前(5~6歳)のお子さんに三種混合ワクチンを接種すること推奨しており、当院でも推奨しています。
また、11~13歳で二種混合を受ける時にこれを百日咳が含まれる三種混合ワクチンに変更することも可能です。
この場合は、接種部位の腫れなどの軽度の副反応がやや、見られやすい報告がありますが、安全性に大きな問題はありません
費用
自費のため6,100円です。
予約から接種まで
①電話(029-821-0404)または受診時に受付で予約をとる
②受付で接種費用を事前支払いする
③予約日に接種する