「便秘で病院を受診なんて…」と思っていませんか?
お子さんやお孫さんがうんちをする時、痛がったり苦しんだりしている様子があるとき、
実はそれだけでも立派な受診の理由になります。
便秘は早めに治療を始めた方がスムーズに治療できます。
もちろん半年、1年とたってしまった場合でも問題なく治療ができます。
お薬が必要なことが多いですが、適切に使えば依存性などはありません。
小児の排便で大切なことは、苦痛を伴わずに排便できることです。
もし、排便が苦痛になってしまうと「便秘の悪循環」がはじまります。
毎日、排便があっても以下のような場合は受診をおすすめいたします。
などの場合はぜひ受診してください。
当院は日本トイレ研究所が指定する
「子どものための排便相談ができる病院リスト」に掲載されています。
アトピー性皮膚炎は、皮膚に湿疹ができる病気ですが、湿疹=アトピー性皮膚炎というわけではありません。
湿疹とは病気の名前ではなく、皮膚の見た目の名称です。
湿疹というと、皮膚は以下のような状態が混ざっています。
お子さんですとアトピー性皮膚炎が代表ですが、
でも似たような湿疹ができることがありますので問診と診察が大切です。
アトピー性皮膚炎には以下のような特徴があります。
※アトピー素因
:喘息、アレルギー性鼻炎・結膜炎、アトピー性皮膚炎のいずれかの家族歴か、既往歴があることです。
アトピー性皮膚炎には3つのネガティブなイメージがあります。
しかし、アトピー性皮膚炎には軽症、中等症、重症の3つの重症度があり、
重症度に合わせて十分に診察・治療を行えば3つの心配はそのほとんどを取り除くことが可能です。
当院では患者さんの状態やご要望に応じてパンフレット、資料を利用して出来るだけ詳しくご説明しています。
また、難治性の場合は総合病院やクリニックの皮膚科さんと連携して診療することも可能です。